杣採り
杣採り(そまとり)というものを見学させてもらった。
製材機などなかった昔、山から木を伐っては、そこである程度鉞(まさかり)で製材してから、大工さんの手で加工して家などは建てられていた。
昔は伐採した木を製材する杣屋という職業もあったらしい。
この日本の文化、技術を後世に継承したいと、智頭出身の宮大工さんは年に1回~2回山に入ってはこういった途方もない作業を行う。
経済優先の社会ではこういった文化は途絶えていきがち
これ以外にも絶滅危惧的な日本の伝統文化は数多い
「伝えたい・残したい」
そんな強く、熱い想いをこの大工さんから感じた
鉞のあとは手斧(ちょうな)といわれる道具で仕上げていく。
屋根裏の梁とかは手斧で仕上げて終わりという材料も残っている。
この手斧の跡がたまらなく好きという建築愛好家もいる。
ヨーロッパの方ではこういった手しごとや、職人さんが高く評価される社会らしい。
だから文化も継承されていくのかな。
近代技術と伝統技術がバランスよく混在する社会がいいな
なかなか難しい。
手を動かしながら身体に伝わってくる感覚って間違いなくあるんだろうな。
そんな感覚を大事にしながら生活できたら。
あまりなんでも急ぐと難しいですね。
だんだんと分かってきました。
1回目よりも2回目と、成長の跡を感じれるのが嬉しい
教えてくれる人に感謝
このような機会を与えてくれた今の職場に感謝
理解して作業させてくれる奥さんに感謝
バランス
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