こんにちは
急なんですが、告知があります。
今度の土曜日に智頭の八河谷という集落で麻に関するワークショップがあります。
中四国で唯一となる麻栽培免許を取得された上野さんが、昔ながらの方法で麻の繊維を取り出してみるというワークショップです。
昔の日本の生活には麻という植物が大いに関係していました。
今でこそドラッグの一種というネガティブな印象が強いですが、成長が早く、衣食住全てにおいて存在感のある植物です。
ご都合のつく方は一緒に行きましょう
今回が無理でもまた第2回、第3回と計画されているそうです。
以下、今回のワークショップの案内です。
久しぶりのお出かけは神戸の海遊館
一時帰国中のなおちゃんのウガンダ時代の友だちと会ってきました。
その友だち夫婦はウガンダの後仕事でフィジーそして今はタンザニアにいます。
泰ちゃんと2ヶ月違いの娘さんもおられ、目下外国にて子育て中!
水族館で外国暮らしのことや外国での子育てのことなど、色々お話が出来て良かったです
梅田行きの高速バス。
智頭から2時間程でしょうか。
バス停に車も置いておけるし、関西圏が近くに感じます
僕は久しぶりのお出かけということもあって、ウキウキワクワク。
朝から遠足気分を味わっていました
泰ちゃんはとりあえず両手一杯のおやつを確保します。
都会は刺激が一杯
久しぶりの電車。
リュックに麦藁帽子かぶって、肩からカメラさげて、梅田駅の駅員さんに
「海遊館はどう行ったら良いですか?」
と聞く姿はまさに田舎からのおのぼりさん笑
一年ぶりの「海遊館」。
どっか他に行くところは無いのかとも思いますが、2回目の海遊館(僕と泰ちゃん)はなぜか前回よりもぐっと親近感。
重ねるというのはこういうことなんだろうな。
ジンベイザメが餌を食べてる。
水槽の中にジンベイザメや各種エイやサメなど・・・。
なんだかとても贅沢な空間。
海が恋しくなりました。
2人が見つめる先は・・・
あざらし!
一年前と比べてめちゃめちゃ理解が進んだかと言われるとそんな感じもなく、
始めてみるような動物たちに頭の処理が追いつかないような、そんな感じでした。
もっとキャッキャ言って興奮するかと思いましたが。
帰りは串カツ居酒屋デビュー
関西滞在時間8時間半
濃密な時間でした。
今日は家の作業。購入した床材を運搬します。
来週から壁塗り作業(漆喰)。
徐々にエンジンがかかってくれば良いのだけれど。
寒くなる前に引っ越せるかな・・・
先週行きたかったという場所へ行ってきた
晴れ
連休初日
お出かけには良い日だった
「物見峠を越えて行くと茅葺の家が3軒並んでて、とてものどかで良いところなの」
という美術の先生の情報だけを頼りに、特に事前に調べるでもなく向かってみた。
道路沿いに茅葺の家がポツポツ建っているのかな、くらいの気持ちで行ったのだが、
ところがどっこい
「阿波」という集落は日本の里100選にも選ばれるような場所だった
推定樹齢500年を超える尾所(おそ)の桜
先週来ていたら見事に咲き誇っていたのかもしれない・・・
茅葺の家が旅館になっていたり・・・
谷が広いからかとても開放感があり歩いていて気持ちが良い
温泉やお食事処、バンガローにキャンプサイト、トレッキングコースもあり
とてもグリーンツーリズムな集落だなという印象を受けました。
僕達も田舎から来たのに、田舎に癒されていました
友だちが来たときにどうだろう・・・
なんてことを想像しながら、話しながら歩いていました。
「とても落ち着いていて雰囲気あるけれど、智頭でも良いかもね」
っていう域をなかなか超えません
そりゃ、お互い鳥取県、岡山県の県境の町だから似たり寄ったり
ただ、僕の印象としては、滝などを巡るトレッキングコースなんかは天気の良い日に歩いてみても面白いかなぁって思いました。
何はともあれとても雰囲気のある場所。
また来たいって思える場所でした
泰ちゃんもご機嫌
機嫌良く歩くようになりました。
1人でも歩けるんじゃないかってくらいしっかり歩きますが、手を離すとヘナヘナと地面に四つんばいになりハイハイします。
慎重派です
【おまけ】
阿波にてしきりに智頭には無いものを探しながら歩いていました。
「う~ん。」と決定打が無いとは前述しました。
家に帰って「日本の里100選」ってどんなところがあるのだろうと調べていたら
鳥取県では智頭町西谷新田が選ばれていました
今日は日本の里100選から日本の里100選への旅でした。
先週用事があってちょっと東京に行っていた。
都市は町並みの変化が激しく、行く度にどこか景観が変化している。
新しい店もたくさん。
食べるところもたくさん。
何度か外食させてもらったが、あそこで食べてみたいと思わせるお店がたくさん!!
智頭に住み慣れてくると、都会のそういった刺激が面白くもある。
「すごいな。すごいな都会は。すごいな東京」
なんどこの言葉を今回使ったか分からない。
中でも昔良くサッカー見たり、しに来ていたサッカー場の雰囲気がガラリと変わっていることに驚いた。
昔は砂埃モクモクのところだったのが、綺麗に整備されていた。
綺麗なグラウンドがこれまた綺麗な公園内にあるといった風なデザインで、「ここは外国か?」と思われるような空間が町の中に出現した。
調布飛行場もそこの公園内にあり、セスナの離着陸がそこから見える。
昔は「調布飛行場に飛行機を観にいきたい」
なんてことは思ったことも無かったのに、散歩しながら飛行機でも観に行こうかと思わせてくれる。
とても気持ちの良い空間。
泰ちゃんもばーばーずと時間を過ごすことが出来た。
幼い頃の、沈殿された調布での思い出が蘇ってくるような今回の帰省でした。
【11月30日~12月5日】
2年半ぶりにフィリピンのイロイロを訪れた。
2年半前まで2年間僕が住んでいた町だ。
ずっと訪れたいと思っていた。
新婚旅行はフィリピンのイロイロか、菜生ちゃんの任地だったウガンダのチビビが良いなぁと思ったりもしていた。
機会を逃し、1人で4日程行くことにした。
お世話になった家族のような人たち、友人、職場の人たち、プロジェクトした島・・・
会いたい人、したいこと、食べたいもの・・・それらが多すぎて4日ではどうにもこうにも収まらない。
あのときの、この町での2年間を4日で追憶するのはいささか無理があった。
今回どうしても外せなかったのが、
・適正技術の普及を行うNGO、AIDFIのAukeさんに会うこと
・プロジェクトした島を訪れること。(移動含め丸2日かかるのだが・・・)
・お世話になった人たち、友人に会うこと
であった。
観光ゼロの旅程はまるで2年半前のあの時間に戻ったかのように、イロイロについた瞬間からあのときの生活をまた追体験しているような錯覚にも落ちた。
それも2年間住んでいた部屋を空けて大家さんが待っていてくれたからかもしれない。
着いた日から食事はジョリーさん家族と共に過ごした。
変わらない、2年半の空白が嘘のように、あのときの続きを過ごしているような感覚。
不思議なもんだ
初日は隣のバコロドという島で活動するAIDFIのAukeさんに会いに行った。
実はこのNGOは僕が密かに就職して働こうと思っていたNGOだ。
適正技術。
現地にあるものを使って、現地にある人たちが維持運営しながら、その現地の生活向上に役立つ技術。
ハイテクではなく、ローテク。
おじいちゃん・おばあちゃんの知恵袋のような、昔の人たちの知恵のような技術。
とても持続的だと思う。
そこで働くことは当時叶わなかったけれど、今でもその思想というか、スタンスというのは大きく影響を受けていて、帰ってからもずっと会いたいと思っていた人と場所だったわけである。
今回は小水力発電と製油機のアイディアについての意見交換が目的だった。
なんかここ智頭で応用できることないかなぁと思い行ったのである。
小水力発電装置
製油機
ここではレモングラスからオイルとハーブウォーターを抽出。
Aukeさんはオランダ人だが、フィリピン人の奥さんと結婚。
NGOを立ち上げて、自主運営している。
行政からの補助がなくなって撤退していったNGOがここネグロス島では多いのだが、このNGOは自主運営していて撤退していない、数少ないNGOの1つだと思う。
フィリピン人スタッフも20人以上雇っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2日目・3日目
バイオガスプロジェクトをした島を訪れる。
島の学校で循環モデルを作ろうと、校長先生と2人3脚で進めていったプロジェクト。
学校でブタを飼いながら、その豚糞でメタンガスと液肥を生産。
その液肥は学校の畑の液肥として使用。
メタンガスは学校の給食に使用。
それによって、生産性の落ちていた学校の畑を蘇らせて、そこで採れた野菜たちは経済的困窮家族の生徒の給食にあて、メタンガスは薪の消費を抑え、ブタは畜産の授業で扱う・・・・
などなどが目的だった。
寄付は日本で30万募り、技術は先述のAIDFIと共同で行い、施工、運営は島の人たちで行うという具合にした。
自分としては結構、帰国してからも気になっていたことで、今回訪れるに当たってすごくドキドキしていた。
よく援助の世界で聞く、行ったは良いものの、提供者が居なくなった途端に機能しなくなっていくプロジェクト・・・
きっとそんな風になっているのだろうな、と覚悟を決めて訪れてみた。
嬉しい誤算はそれがちゃんと役に立って、機能していたということだった。
4年前の畑
今
井戸も枯れずにちゃんと機能したし。
一生懸命掘った甲斐がありました。
今ではこの井戸から各教室に水が行き渡るようになっていました。
支えていた胸のわだかまりがスッと楽になったような気がしました。
ほんとに良かった。
安心した。
フィリピンまで来て良かったなって思った。
ちなみにこの島はとてものどかで良い島で大好きなのだが、最近ロンリープラネットにも登場するようになって、地元の人たちも観光開発などに着手し始めている。
いつまでものどかでキレイな島であることを願う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4日目
僕のイロイロのお母さんジュリエットさんに会う。
ホントにお世話になったお母さんだ。
大好きな人。
大好きと思えるのはジュリエットさんも僕に愛を注いでくれたから。
僕はジュリエットさんに愛することを教わった。
友達・知人呼び合ってフィエスタ(町の祭)に参加。
日々の生活に埋没し過ぎることなく、どこかで余裕を持ってこれからも生きていきたいと思えました