豊乗寺
なおちゃんにアフリカンコンサートがあるから行こーよ!
と誘われた。
まるたんぼう保護者の人が主催のお寺で行われるコンサートの様だった。
別に断る理由もないし、何の気なしに予定に入れていたのが、先週の土曜日のことだった。
当日、日中の森林間伐ボランティアを終えて参加してみると驚いた。
富沢小学校から送迎の車が出ていて、近くで降ろされる。
「ここから歩いて会場に向かってください」
山道が続くその道に、「豊乗寺・徒歩2分」の案内板
一気に気持ちが高まる
日中味気ない杉の山にいたせいもあってか、行き届いた混交林の山に神聖を感じる
途中にはこんな竹のアクセントも
圧倒的存在感の杉
(樹齢が1000年とも聞きました)
森の中でのコンサート
お客さんはお寺のどこのポジションでも陣取って聞いて良いというスタイル
子どももたくさん来ていました
僕らは2階席で聞きました。
ピアニストと東アフリカの楽器を演奏する人2人によるコンサートでした。
楽器の音色が森に反響する
風の音や夏のセミの音とも心地よく交じり合うような
そんな空間になりました。
うっとりと音楽に耳をかたむける大人
近くで友だちと走り回って遊ぶ子ども達の姿も見えました。
そんな空間がとても居心地良く、最近では一番気持ちの良い時間を過ごせました
寝ながら音楽に耳を澄ます人と本当に寝ている人
企画・準備してくださったまるたんぼうの保護者さんたちは本当にご苦労様でした。
とても素敵な時間を過ごすことが出来ました。
改めてまるたんぼうの良さとすごさを感じる機会ともなりました。
【豊乗寺】
平安時代の嘉祥年間(845年~851年)、空海の法弟である真雅による開基と伝えられる。
かつて6つの僧坊を含む大伽藍を有していたが天正年間(1573年~1592年)の兵火によって全て失われた。現在の本堂(阿弥陀堂、1685年築)や茅葺きの大師堂などは江戸時代中期の建築である。
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