自転車野郎
2週間前の6月14日
自転車野郎アキラがユーラシア大陸往復の自転車旅から帰ってきた
延べ日数1125日間
走行国数43カ国
走行距離50594km
鳥取県米子市出身
この加藤彰さんはこのユーラシア大陸往復の旅以前に
①南米大陸縦断
②アフリカ大陸縦断
③北米大陸縦断
④オーストラリア縦断
⑤ヨーロッパ縦断
などをしている。自転車旅の伝説的男なのである。
9・11のテロをきっかけに、
人生1度きり、何が起こるか分からないから、自分の挑戦してみたいことに挑戦する人生を送りたいと、かつてより好きだった自転車旅をスタートさせた。
足掛け10年(9年11ヶ月)
走行距離は14万キロ(地球3周分)
走行国数は113
そんな彼が鳥取で講演をするというので、会いにいって来た
すごいスケールの日本人なのに、会場はスカスカ
お得感を感じると共に、もっと多くの若者に聞いてもらいたいと思った。
「10年日本を離れて自転車をこいでいたので、今の日本人との感覚のズレが甚だしくて面白い」
とは最初の司会者の言葉
講演慣れしているわけではなく、とにかく自転車野郎の心から言葉を選び紡ぎだしているという雰囲気が伝わってきてとても気持ち良かった。
何より帰国して間もなく、すごく鮮度の高い状態でその言葉に触れられたのがとても良かった。
(スライドもキレイにまとめられているわけではなく、自転車の影も映っちゃってるけれど、そんなの全然気にならなかったのは彼の言葉の1つ1つがイキイキとしていたからだと思う。)
「人生1度きりだから。やらないで後悔するより、やって後悔した方が次に繋がっていくっていうのは分かっていることだから。」
「チャレンジして失敗することもある。でもチャレンジしなかったら何も生まれてこないってのは分かっている。」
チャレンジしている彼だから、そんな言葉が素直に心に落ちていく。
彼のテントは汗のニオイがした。
「これからも自転車旅に関わる生き方をしていきたい。ただ、これから自分自身が旅をするよりも、違った関わり方をしたいと思う。」
「人間、慣れてきてしまったときが潮時。どこを旅していても同じように感じるようになってしまった。」
1つのチャレンジが終わったときが、もう1つのチャレンジの始まり。
自分がしたチャレンジを次にどう生かしていくのか、生かすも殺すも自分次第。
色々な言葉が心に沁みた時間でした。
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