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2013年10月 4日 (金)

泰樹が夜目を覚まし泣いて今2人で寝かしつけたところ。

泰樹はスヤスヤ寝たが、僕は逆に目が覚めてブログを書き始めた午前2時。

今週の僕の朝錬は、水場と土間の間を壁で仕切るという作業。

土間に埋め込んだ配管がモルタルで隠れたので取り掛かりはじめた。

Ca3g0509 土台は線路の枕木に使われていた材料をいただいた。

何十年も風雨にさらされながら活躍してきたこの子達は今度は家の土台として活躍してくれるだろうshine

柱材は今住んでいる家の2階部分を増築したときの材料を再利用。

木材と言うのは簡単に再利用できる材料だとつくづく感心。

Img_8798 

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この壁の上から漆喰を塗って仕上げていこうと思っている。

Img_8806 外にはトイレの便槽を埋め込むためのパワーショベルpunch

今回家と向き合うにあたって何にこだわったかと言えば、

1つは家の近くに自分で耕作できる田畑があること。【家を探すとき】

もう1つはボットン便所を安易に下水につなげることなくバイオガストイレを作るということ。【家を改修するにあたって】

この2点だったような気がする。

ここはちょっとわがままを言わせてもらった。

そのトイレ作りがいよいよ始まろうとしている。

楽しみ。

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見た目は一般的な水洗トイレ。

Img_8805 汲み取りにきてもらって今は使用禁止になっている。

もともとある便槽(トイレ用・牛小屋用)を活用しながら、その最初の槽で嫌気発酵させる。

そして嫌気発酵し生産される液肥が新しく埋設する便槽に溜まっていくというデザインにさせてもらった。

近所の水道屋さんに依頼。

僕の想いとラフスケッチを春先にお伝えし、「こんなことするのはもちろん初めてです。」と言われながらも快く協力いただいた。

この水道屋さんは智頭にあるカフェ「ぽすと」の台所排水をパーマカルチャーのアイディアを利用してろ過、浄化するシステム排水を施工した経験ある水道屋さん。

その排水は庭木の樹木の栄養として供給されるというような仕組み。

Img_8809 ここに液肥が溜まっていくという仕組み。

うまく出来たらいいけれど。

もちろん産出された液肥は田畑に利用していきたいと考えています。

確か高校の日本史の時間、江戸の町では、町家の糞尿が売買されていたという話は鮮烈に記憶に残っている。

農家の人は町にわざわざ糞尿を買いにいっていたらしい。

そして驚くことに「良いもの」を食べている家の糞尿には高値がついたらしい。

面白いものでそんな雑談は良く覚えている。

いつか我が家の糞尿を買いに人々が訪れる日はやってくるだろうか・・・。confident

Img_8815 トイレに作った小窓からの風景はまるで絵画のようで気に入っている。

絵を描くようにこの風景を少しずつ素敵に創っていく作業をしていきたい。

さて、そろそろ寝ますsleepy

今日からの朝錬は水周りの床張りです。

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