2013年8月14日 (水)

5th day(達成感)

もう飽きた。壁塗りの話はどうでも良いという方は読み飛ばして下さい。

さて、壁塗りの続きはどうなったかというと・・・

今日はボックスワンのフォーメーションを変えて、午前中は僕が泰樹にマンマークというフォーメーションでいきましたshine

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僕と泰樹で床張り用に桟を打っていくという作業。

泰樹が甲斐甲斐しくビスを僕にパスしてくれます。

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その間にこちらは玄関の壁を塗り上げていきます。

親子親子ペアshine

結構息が合っていて、このフォーメーションもなかなか良かったですup

午後泰樹が寝ている間にラストスパート

午後3時頃に玄関周りの壁塗りが終わったところでタイムオーバー

最強助っ人は故郷へ帰って行きました。

お父さんどうもありがとうございました。

さて、どんな感じになったかといいますと・・・

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だいぶ印象が変わりましたshine

壁塗りの続きは来月あたりの連休絡みかなと思っています。

もし、壁を一緒に塗ってみたいという奇特な方がおられたら御一報をお待ちしていますhappy01

明日からは床張りにシフトしていきますsign01

4th day(選択し実行していくこと)

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「壁をどうしようか?」

といったときに、漆喰にしようか、珪藻土にしようかという選択肢があった。

・どちらも天然素材で「呼吸」する家になる

・どちらも細菌・雑菌などを吸着する作用がある

など、よくよく言われていること。

僕の中では甲乙つけがたし、というような感じだったが、結局

・漆喰の方が安い

・珪藻土は最近出てきた素材、漆喰は昔から使われてきた素材

・漆喰も塗り方によって柔らしく塗れる

というようなところで漆喰を塗ることに。

本やセオリーでは、荒壁の上に中塗りして上塗りして、と何層も塗り重ねていくということになっているが、左官さんのmくんに相談しながら、荒壁の上にいきなり漆喰をのせていくという選択をした。

もちろん、セオリーどおり何層も塗り重ねていく方がベターな壁になるのだろうが、荒壁、漆喰ということでもオーケーということなら、そこはオーケーな方をとりあえず選択した。

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mくんに漆喰と水を混ぜる攪拌器やバケツ、桶、こて、などなど、色々道具をお借りして作業している。

漆喰20キロに対してバケツ2杯程度の水で溶いていく。

「ねっとり」というくらいの固さになるまで、だまの出来ないように攪拌。

ちなみにこの漆喰20キロで約3,000円。10平米くらい塗れている。

職人さんだったらもっと薄く塗れるのだろうが、僕達素人には10平米くらいがいいところなんだろう。

それでも日を重ねるに連れて段々上達してくるもんだから面白い。

夫婦でこて使いの技術を披露しあっているshine

mくんが素人の僕達でも塗りやすいようにと糊がちょっと多めに入っている漆喰をチョイスしてくれた。

とても塗りやすく、気持ちよく壁塗り作業が進んでいる。

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泰ちゃんは水遊びが大好きspa

作業の基本フォーメーション及び作戦は誰かが必ず泰樹をマークするというボックスワンを採用。

泰樹の昼寝のときは3人でがむしゃらに壁を塗っていく。

昨日の昼寝のときは3人がそれぞれ素晴らしい集中力を発揮したsign01

あいにくカメラを忘れてこの日の進捗状況をレポートできませんが、また明日のレポートをお楽しみにしてください。

壁が白くなっただけで、だいぶ雰囲気が変わりましたhappy01

夜は今度引っ越す集落の夏祭りに招待されて参加してきました。

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泰樹もいっちょまえに祭を楽しんでいました。

僕も久しぶりに盆踊りを踊りましたrun

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2013年8月12日 (月)

3rd day(壁塗りの日々)

去年作った12キロ程の味噌が無くなり、今年の1月に仕込んだ味噌(→こちら)の様子を見てみました。

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今年の味噌は豆を細かく砕き、昨年よりも多目の米麹で仕込んだので、甘めに仕上がってました。

僕はこの目の細かい感じの味噌が好きです。

なおさんに

「田舎味噌(目の粗い粒が残る感じの味噌)がそんなに好きでないのに田舎暮らしをしたがる人」

と言われましたが、田舎暮らしがしたいのと、味噌の目が粗いのと関係がないと思ったので、軽く聞き流しておきました。

仕込んで7ヶ月。

もっと寝かせた味噌が食べたいのですが、消費するスピードが早いのと、去年のやつは最後の方黒色のカビがついてダメにしてしまったところが今後の課題です。

瓶(かめ)に上手に味噌を保存しておく工夫がある人は教えて下さい。

さて、今日もあいも変わらず朝から夕方まで壁塗りに明け暮れました。

今日僕はめくれてしまっていたり、剥がれ落ちてしまっている壁に下地を塗っていく作業もしました。

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材料は依然、解体した物置から取れた土壁をまた水で練ったものです。

竹子舞や貫に土を塗っていく。

一見壁を作っていくというのは、なんだかとてもハードルが高いようで、やり始めてしまったら、小さい子どもがする泥遊びの延長線上にあるような感覚でした。

壁を作っていくという、なんだか難しそうなことを、とてもシンプルな形で実践していくというギャップがなんだかとても面白かったです。

昔の人は身近にあるものを上手に使って生活していたし、その材料というのは再生可能であるというところに心地よさを感じています。

50数年前に練ってこしらえた壁土を今また同じように再生して使用している、しかも簡単に、というところになんだか持続的に、そしてシンプルに生きていくヒントがたくさん詰まっているような気がします。

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1度寝て、起きてみると、なんだか昨日よりも上手になっている。

不思議なものですhappy01

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1番メインの壁はなおさんにもっていかれました。

今現時点での壁塗り技術は彼女の方が上なので、譲りました。

ただ、明日の壁塗り技術がそのようであるとは限りません。

僕は自分の伸びしろを信じています。

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縁側の方は塗り終わりました。

塗ってみるとガラッと雰囲気が変わりますし、なんだか空気の感じも変わる気がします。

明日で主だった部屋の壁塗りが終わるといいなって思いますhappy01

2013年8月11日 (日)

2nd day(壁塗りスタート)

お盆休み≒家の改修作業と思って頑張ろうと思っていますrock

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さぁ、出発しましょう!

僕も楽しみ、泰ちゃんもなんだか楽しそうshine

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左官屋のmくんに最初に指導いただきました。

多大な協力のもと、楽しく壁塗り作業がスタートしましたshine

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最初の壁

ちょっとたどたどしいsweat01

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最初の壁

左官屋のmくんに「筋がいいねぇ!」って褒められていましたconfident

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今日のお弁当は焼きそば!

「お肉どろぼぉ~」

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この後姿はsign02

メガネのライトが光ります!キラーン

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泰ちゃんも参加しました

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仕事終わりはビールに枝豆とキュウリ、なすのぬか漬け。

2013年8月10日 (土)

1st day

お盆休みに入りましたshine

ふぅ~っと気持ちが楽になる感じです。

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なおちゃんがミニトマトの天然酵母で焼いたパン。

キャベツやトマト、ピクルスなどをはさんで。

カボチャと豆乳のスープhappy01

良いスタート

良いスタートup

だいぶ自給率が上がってきたね

という話をしました。

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オニヤンマが部屋に入ってきました。

泰ちゃんは戸惑い

「触ってみたら?」と促すと

必死に「バイバイ」「バイバイ」と拒絶

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これが複眼ってやつか。

すごい目玉を持ってるもんだsign01

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ちょっとだけ家に行って明日からの壁塗りの準備もしました。

明日からの壁塗りの日々が楽しみです。

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夕方は新田集落の子ども会主催のBBQと花火大会

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結構子どももいるもんだhappy01

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休みナイスnote

2013年8月 7日 (水)

せっせせっせ

夏は枝豆にビールですか?bottle

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やっと天気が良くなってきましたsun

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土用干し

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ピクルス

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トマトソースとミニトマトの天然酵母run

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シャボン玉大興奮happy01

2013年8月 4日 (日)

再び海遊館

久しぶりのお出かけは神戸の海遊館fish

一時帰国中のなおちゃんのウガンダ時代の友だちと会ってきました。

その友だち夫婦はウガンダの後仕事でフィジーそして今はタンザニアにいます。

泰ちゃんと2ヶ月違いの娘さんもおられ、目下外国にて子育て中!

水族館で外国暮らしのことや外国での子育てのことなど、色々お話が出来て良かったですshine

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梅田行きの高速バス。

智頭から2時間程でしょうか。

バス停に車も置いておけるし、関西圏が近くに感じますgood

僕は久しぶりのお出かけということもあって、ウキウキワクワク。

朝から遠足気分を味わっていましたscissors

泰ちゃんはとりあえず両手一杯のおやつを確保します。

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都会は刺激が一杯impact

久しぶりの電車。

リュックに麦藁帽子かぶって、肩からカメラさげて、梅田駅の駅員さんに

「海遊館はどう行ったら良いですか?」

と聞く姿はまさに田舎からのおのぼりさんhappy01

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一年ぶりの「海遊館」。

どっか他に行くところは無いのかとも思いますが、2回目の海遊館(僕と泰ちゃん)はなぜか前回よりもぐっと親近感。

重ねるというのはこういうことなんだろうな。

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ジンベイザメが餌を食べてる。

水槽の中にジンベイザメや各種エイやサメなど・・・。

なんだかとても贅沢な空間。

海が恋しくなりました。

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2人が見つめる先は・・・

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あざらし!

一年前と比べてめちゃめちゃ理解が進んだかと言われるとそんな感じもなく、

始めてみるような動物たちに頭の処理が追いつかないような、そんな感じでした。

もっとキャッキャ言って興奮するかと思いましたが。

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帰りは串カツ居酒屋デビュー

関西滞在時間8時間半

濃密な時間でした。

今日は家の作業。購入した床材を運搬します。

来週から壁塗り作業(漆喰)。

徐々にエンジンがかかってくれば良いのだけれど。

寒くなる前に引っ越せるかな・・・sweat02

2013年8月 2日 (金)

田舎のおばあちゃんへの道?

僕が尊敬する人はモノを大切にする人です。

モノが溢れ消費行動をあおられる東京で育った僕は、大学時代過ごした鳥取の田舎に感銘を受けました。

そこでは自然と寄り添い、モノを工夫して自分で作り出し、壊れたら直し、と生活する人がたくさんいました。

それはその後、外国に行っても感じることでした。

特に田舎に行けばどこも、その土地特有の知恵でもって持続的な生活を営んでいました。

僕はどんどんそのような生活に魅せられるようになりました。

僕はここ新田で生活するおじいちゃん・おばあちゃんが大好きです。

前置きが長くなりましたが、なおちゃんはどんどん田舎のおばあちゃんへの道を進んでいます。

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朝起きて畑へと向かう彼女

最近花頭巾を買いましたdollar

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たくさん採れるキュウリやナスは最近ぬか漬けにしたりもします。

ぬかは自然栽培でお米を栽培しているshちゃんからもらいました。

ぬかだけで舐めても甘くて美味しいshine

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最近は採れた野菜、もらった野菜だけの食生活が続いています。

大量の野菜も圧力鍋で煮込んでいただくのが最近のブームです。

(野菜から出る水だけで煮込みます。)

野菜のエキスがたくさん出てきて美味しいです。

泰ちゃんも喜んで食べます。(最近すごい食欲です。)

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天然酵母でパンを焼いてくれましたshine

とても美味しく焼けて3人でペロリとたいらげましたdelicious

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すいかも採れましたup

甘くて美味しい小玉すいかでした。

僕も田舎のおじいちゃんへの道を進みたいのですが、なかなか思うようにはいきませんsweat01

お兄さんパンツ

前回「まねまね」の回で泰ちゃんがおまるでオシッコするようになったと報告させてもらいましたが、それをうけて泰ちゃんは次のステージに上がりました。

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お兄さんパンツ

なんで「お兄さんパンツ」っていうのか分かりませんが、なおちゃんがそう呼んでいるので僕もそう呼ぶようにしました。

なんてことはない普通の80cmのパンツです。

なんだかすごくグレードが上がったような感じがしてしみじみとしてしまいましたconfident

思えば大量に出る紙おむつのゴミに抵抗感を感じて布おむつにしてみると決断したときから始まった「おむつなし育児」。

僕の中では最初は本当にただ単に紙おむつのゴミが出るのが嫌だったという理由だけですが、なおちゃんが「おむつなし育児」の本を借りてきて実践していくうちに色々な学びや気付きがありました。

布おむつも最初は大変なイメージがありましたが、ウンチはホントに最初の3,4ヶ月おむつにしていただけで、あとは大体トイレ(洗面台)でするようになったので、おむつを洗う手間もホントになくなりました。

今泰樹は1歳半ですが、これで布おむつともバイバイと思うと、グッとお兄さんになったように感じます。

まだ相変わらずおっぱいをたくさん欲しがりますがhappy01

豊乗寺

なおちゃんにアフリカンコンサートがあるから行こーよ!

と誘われた。

まるたんぼう保護者の人が主催のお寺で行われるコンサートの様だった。

別に断る理由もないし、何の気なしに予定に入れていたのが、先週の土曜日のことだった。

当日、日中の森林間伐ボランティアを終えて参加してみると驚いた。

富沢小学校から送迎の車が出ていて、近くで降ろされる。

「ここから歩いて会場に向かってください」

山道が続くその道に、「豊乗寺・徒歩2分」の案内板

一気に気持ちが高まるup

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日中味気ない杉の山にいたせいもあってか、行き届いた混交林の山に神聖を感じる

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途中にはこんな竹のアクセントも

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圧倒的存在感の杉

(樹齢が1000年とも聞きました)

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森の中でのコンサート

お客さんはお寺のどこのポジションでも陣取って聞いて良いというスタイル

子どももたくさん来ていました

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僕らは2階席で聞きました。

ピアニストと東アフリカの楽器を演奏する人2人によるコンサートでした。

楽器の音色が森に反響する

風の音や夏のセミの音とも心地よく交じり合うような

そんな空間になりました。

うっとりと音楽に耳をかたむける大人

近くで友だちと走り回って遊ぶ子ども達の姿も見えました。

そんな空間がとても居心地良く、最近では一番気持ちの良い時間を過ごせましたshine

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寝ながら音楽に耳を澄ます人と本当に寝ている人

企画・準備してくださったまるたんぼうの保護者さんたちは本当にご苦労様でした。

とても素敵な時間を過ごすことが出来ました。

改めてまるたんぼうの良さとすごさを感じる機会ともなりました。

【豊乗寺】

平安時代の嘉祥年間(845年~851年)、空海の法弟である真雅による開基と伝えられる。

かつて6つの僧坊を含む大伽藍を有していたが天正年間(1573年~1592年)の兵火によって全て失われた。現在の本堂(阿弥陀堂、1685年築)や茅葺きの大師堂などは江戸時代中期の建築である。